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違法建築の是正



年度末の忙しい時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

開匠設計では役所案件の納めと色々な案件で忙しくさせて頂いております。

そんな中、去年あたりから違反建築の是正で困っているお客様からの問い合わせや仕事の依頼が増えております。

違反の是正業務は業務としてはかなり数が少ないんですが、不思議な事に重なる時は違反の是正ばかり重なるもので、今は複数の是正業務に携わっています。

言い方があっているかわかりませんが、違反で建築するって意外と簡単にできちゃうんです。

いつのまにか違反になってた・・・なんていうのも、良くある話なんです。

「ここの一つの部屋を二つにしてほしい」

「ここにこういう部屋を作って欲しい」

このぐらいの簡単な工事でも用途によって、作る場所によって、作る部屋によっては違法建築になってしまう事も多々あります。

建築基準法、消防法は特に複雑なので、新築時にはこれを全てクリアした上で建築された建物です。

何も考えずに工事だけを依頼するのは非常に危険な事です。

何か工事をする前には建築士を必ず入れるようにしましょう。

建築士を入れずに直接工事をすれば当たり前ですが、建築士が仕事する分がないので当然金額は安いです。

でも、後から違法が発覚してしまった場合には、かなりの労力と倍どころではないお金をかけて、お金をかけて作ったものをお金をだして元通りにしなければならない、最悪の場合、建てたものを壊さなければならない場合すらあります。


場所や名前は明かせませんが、今回受けている案件では建物が火事になり、消防隊が入った際に違反が発覚したケースや、新たに営業許可を取ろうと動き始めたら数々の違法が発覚して、業務が再開できない状態になってしまっていたり、違反が発覚するケースは様々です。


今携わっている、どの案件も違反で工事をやってしまっているので、現状の図面がない状態からのスタートです。

まずは今の現状の図面の復元をして、行政との協議をして、さらに是正工事までするという流れになります。

是正協議や是正のための設計を含めると、元々の工事の数倍のお金をかけて元に戻したり是正しなければなりません。

そんなことにならないよう、何かをする時にはかならず信頼できる建築士に相談してから工事することをお勧めします。