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  • shota

犬のための家づくり

更新日:2021年2月10日


近年、ペットを飼っている割合は3世帯に1世帯とも言われていて、犬や猫は家族同然の存在として一緒に生活されている方が多いと思います。


筆者もそんな愛犬家の一人です。


建築士の目線から、犬と一緒に生活する住空間について考えてみたいと思います。




|室内で起こるペットの怪我


近所の公園に散歩に行くと、いつもの散歩仲間と愛犬についての情報交換をたくさんすることができますが、その中でもよく聞くのがペットの骨折や脱臼です。


その中でも特に多いのが「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」です。


動物病院で「パテラ」と呼ばれるいわゆる膝の脱臼だそうです。


怪我にはグレードがあり、軽い症状の場合でも手術を勧められてしまうケースもあるそうです。


近所でもこの手術を受けているワンちゃんが非常に多いことに驚きます。


この怪我は建築的に工夫することでも防ぐことができます。


特に、ワンちゃんとの新生活のために・・・と建てた家なのに、家で滑って転んでパテラになってしまったという話をよく聞きます。


これは非常にもったいないと思います。


ワンちゃんのために建てるのであれば、最初から滑りにくい素材の床に仕上げることで、危険要素を取り除くことができます。


|一戸建ての家の床はフローリング・・・じゃなくてもいい!


一戸建ての床材に使われるのは通常はフローリングです。


建築業者は

・一戸建ての家=フローリング

・賃貸住宅=シート(クッションフロア)

という固定概念を持っている方が非常に多いです。


これは、フローリングの方が単価が高く、仕上がりもキレイで高級感がある・・・


と、思ってるからです。


確かにこれは間違いではなく、並べて比べれば差は歴然です。


が、実際に並べて比べるようなことはありません。


現在では、クッションフロアも見た目が非常によくなっていて、建築業者じゃない方が見たら区別が付かないほど、見た目の質が上がってきています。


下記は田島ルーフィングさんのクッションフロア(SW-8320S)の施工例です


どうですか?普通のフローリングに見えませんか?


そして、なによりワンちゃんがいる家という前提で見た時の機能面は圧倒的にクッションフロアの方が性能が高いです。


・耐熱

・防滑(滑りにくい)

・抗菌

・防カビ

・消臭

・耐衝撃性能(クッション性)

・耐薬品性

・メンテナンス性(ノーワックス)


かなり汚れやすい公共のトイレなどに使われているのはほとんどこのクッションフロアです。

今では色々な商品の中から場所にあった高性能商品やデザイン(木や石、デニム調など色々な見た目のもの)を選ぶことができます。




ワンちゃんがいるおうちでのトラブルとして考えられるものは


・滑って骨折や脱臼などの怪我

・トイレの失敗

・床に吐いてしまった

・トイレを失敗した場所の匂いがいつまでたっても取れない


こういうトラブルはクッションフロアにすることでほぼ解決できます。


まず、防滑クッションフロアであれば、ワンちゃんが滑って怪我をするリスクをかなり減らすことができます。


トイレの失敗や吐いてしまった場合、フローリングだと一瞬で目地から下におしっこが浸透してしまうし、吐いた物も目に詰まってなかなか取れなくて非常に苦労することになりますが、クッションフロアであればさっと拭いておしまいです。


消臭性能を持った製品もありますので、匂い残りもフローリングと比べると格段の差です。


クッションフロアは家具を置いた時に、家具の重みでそのクッション性を失い長い時間をかけて家具の跡がついてしまったり、大きな傷の補修がしづらい等のデメリットもありますが、ワンちゃんにとってはメリットの方がはるかに大きいです。


しかも、フローリングと比較した場合、全体的に価格を抑えることができます。


これからワンちゃんと一緒に生活する家を建てる時には是非、床材にクッションフロアを検討材料に入れてみてください。




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